Qajaq JPN(カヤックジャパン)という団体があります。
こちらQajaq JPNのサイト。
グリーンランドスタイルのカヤックを学んで普及させよう、という団体で、本家グリーンランドのQaannat Kattuffiat(カヤックによる狩猟文化の維持を目的とした組織)からも公認を受けています。
ここでいうカヤックは、グリーンランドで狩猟に使われている、木のフレームにアザラシの皮(現在は帆布などを使用)を張った伝統的なスキンカヤックで、日本で普及しているシーカヤックと比べると、非常に細くて薄い印象です。
そしてもう一つ特徴的なのは、幅が10センチにも満たない細いパドル。漕いでみるまではこんなものが推力になるのかと思うけれど、一度漕いで見れば、風に強く、丁寧に漕げばほとんど音を立てずに水を掴むことができる、狩猟に適したパドルだということがわかります。
自分でカヤックを作る人もいれば、これを模した既成の樹脂製のカヤックを使っている人もいますが、シーカヤックなどに比べると、非常に不安定です。このカヤックを使って、いわゆる「エスキモーロール」などの技を学んでいこう、という人たちが集まっています。
実は、自分もいつの間にやらこの団体の会員になっていて、時々ロールの練習をしております。そしてカヤックは持っていないけれど、パドルだけは持っているのです。
8月頃、この団体の偉いさんから、アラスカの話を何か書いて欲しい、と言われたので、とりあえず、クジラ猟の話を、主にお笑いを中心に書いて原稿を渡しました。
編集が終わって、カヤックジャパンのサイトにアップした、とのことなので見てみましたところ、カッコよくまとめてもらっているじゃありませんか。
こちら
お笑いなのに、なんだか「凄い話」 風になってます。
よろしかったらご覧ください。
それとカヤックに興味ある方、連絡くだされば、カヤックジャパンへとおつなぎしますよ。
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