2020/04/20

おヒマならどうぞ。

こんな状況ですので、家でヒマを持て余している方もいらっしゃることでしょう。
私もあまりにヒマでしたので、グリーンランド式のカヤック(Qajaq)のペーパークラフトを作ってみました(参考にしたのは、自作の艇です)。
グリーンランドスタイルのカヤックを作ったことのある方でしたら、それほど悩まずに作れるのではないかと思います。
が、そんな人は少ないと思うので、試行錯誤して作ってみてください。

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必要なもの
・A4の紙(ケント紙など厚みと張りのある紙。名刺程度の厚さの紙。画用紙でもよいかと思います)
   ※家にプリンターがない場合は、コンビニで出力して、上記の紙に貼って使うことも可能です。
・よく切れるカッター、小さなものが切れるハサミ
・カッターの使える定規
・接着剤その1:木工用ボンドあるいはスティック糊、スプレー糊など。
・接着剤その2:ゼリー状瞬間接着剤
・ピンセット
・紙やすり

作り方

・印刷していない紙を適当な幅に切り、「3Ply Paper」の裏に2枚貼り、3枚重ねにします(そのほかの部分はそのままです)。瞬間接着剤を使うと大量に必要で、かつ硬くなりすぎるので、スティックのり、木工用ボンドなどを使います。
貼り合わせたら、歪まないよう、重石等をしてよく乾かします。

・ガンネル
Inside、 Centerを切り取り、Outsideの上に貼り、接着剤が乾いたら、台紙から切り出します。灰色の部分にはなるべく接着剤がつかないようにしてください(当方木工用ボンド使用。瞬間接着剤でも良いかもしれません)。

   ※ 以下の接着はすべて瞬間接着剤を使用します。

・ガンネルにジグをはめ(接着はしません)、バウとスターンを接着します。

・ニーブレイス、ビーム類を取り付けます。
ビーム類は材から適当な長さに切り出して使用します。艇の形状は好みで調節してください。

・エンドピースを取り付けます。
     ※エンドピースの形状も自由に変更してください。

・リブ材を切り出し、ガンネルの隙間(ほぞ)に差し込み、形状を決定したのち固定します。
艇の深さ、形状はお好みで。定規等を使用して、リブの幅、高さが揃うように整えます。

・舟底形状を見ながら、キール、チャインを取り付けます。

・コーミング材を切り出し、艇の幅に合わせながら幅の広い方を瞬間接着剤をつけながら、丸めます。その上に細い材を巻きつけ、形状を整えます。

・補強材、コーミング、ブレストフックを取り付け、完成です。


※ 貼り合わせるものは、すべて切ってから貼り合わせはるより、貼ってから台紙から切り出す方が綺麗にできるのではないかと思います(瞬間接着剤を使用)。
※ リブの本数は作業状況に合わせて適宜増減させてください(細かくなり、取り付けにくい場合があります)。
※ ジグは60度に設定してあります。幅、角度共に好みに合わせて設定してください。
※ 切断面が歪んだり、ガンネル等の貼り合わせ面の段差が気になる場合は、紙やすりで滑らかにしてください。

2020/04/01

論文のご紹介(ウソですよ)

以下、ネタです
大学時代の同級生で、どういうわけか海洋物理学から昆虫学の分野へ進んでしまって、いまや大学院で先生をやっている岩内真実という男がおるのです。
つい、先日まで中国の大学と共同研究をやっていたのだけど、こんな時勢で中国へ行くこともままならず、向こうから研究者を呼ぶこともままならず。
中国の大学といっても、研究者は日本人です。
とりあえず論文は発表したけれど、こんな事態ゆえ、誰にも読んでもらえないと。特に中国では昆虫なんて、と完全に無視されているそう。
ちょっと読んでみたら、とても面白かったので、ご紹介させてください。


「これを読んで、身近な昆虫に興味を持っていただけると嬉しいです」
と、庄司陽治教授からも伝言を授かっております。

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という、エイプリルフールのネタでした。 
何がしたかったかは察しがついてると思いますが、
「壁に耳あり、障子に目あり」
ってやりたかっただけの、偽論文です。
小説を書こうと思って登場人物と荒筋を考えたけど、そもそも小説を書いたことがないので、やめました。

「河辺に耳蟻、庄司に目蟻」
ってことで、青梅市の河辺(かべ)です。

「青梅国際大学院大学」
そんないやらしい名前の学校はないです。

「岩内 真実」
この人、毎年職業変えてますね。

「南華久崔大学」
「なんかくさいだいがく」そんな学校もないです。

「庄司陽治」
「しょうじょうじ」タヌキのでるとこですね、證誠寺。

学名の「Mickiea japnecus」日本産のミッキー とでもいう意味でしょうか。ミッ◯ーマウスっぽい耳ですから。

それっぽいことを書いている生態は、一般的なアリの生態です。
写真はフリー素材のアリの触覚と目をフォトショップで大きくしただけです。

2020/01/01

2020年年頭のご挨拶

皆さま、明けましておめでとうございます。

昨年の年頭にも温暖化の話を書いておりますが、昨春も妙に気温は高く、気温は上昇し続け、雪も氷も5月中には無くなってしまう状態でした。

氷上の三日月
それでも猟は続いているので、今年も例年通りアラスカに向かう予定です。
帰国の先に、高温と都内で無謀な運動のお祭りがあるので戻りたくないのですけどね。

今の地球の気温変化状況だと、あっという間に世界中の風景が変わってしまう可能性があります。
ただ、いつまでも、氷の上での猟が続けられたら、どんなに幸せなことだろうと思います。

私事ですが、昨年、手取り足取り教えていただきながらコツコツと作っていたグリーンランドスタイルのカヤックが完成しまして、それに関わる何らかのこともやって
いくことになりそうです。

ということで、皆さま、今年もよろしくお願いいたします。